人様の髪を切った。娘だけれども。
毎回とても緊張してしまうのだ。
ハサミを握り、いざ切らんとするその時に
閃光が走るが如く私は美容師の使命を知る。
美しい仕上がりとか、自分の満足のいくフォルムを整えるとかではない。
ここでなすべきことは、
断ちの結果を「彼女にとって」正解にすることなのだ
数週間、晒し続けられるこの手腕を正解にしなければ。
〜人生に失敗なんてないわ 選んだ道を正解にするだけ。それはヘアカットにも通ずることよ〜
心に謎の巨匠が語りかけてくる。
プロフェッショナルな気持ちだけ、一丁前にやらせてもろてます。
バーバーハハです。